こんにちは!獣医師のまだらーです🐶🩺
皆さんは、愛犬が毎日出す「うんち」をじっくり観察したことがありますか?
実は、うんちは英語で「Message from the body(体からのメッセージ)」と言われるほど、情報の宝庫!!
日々の排便の変化に気づくことが、病気の早期発見への一番の近道です✨
今回は、「うんち」についてお伝えしていこうと思います。
(後編は、おしっこについてお伝えしていきます!)
「理想のうんち」ってどんな状態?
まず、私たちが目指すべき「理想のうんち」はどんなものでしょうか。
硬さ: 指でつまみ上げたとき、地面に跡がほとんど残らず、かつカチカチではない状態
色: 食べたフードの色に影響されますが、基本的には「チョコレートのような茶色」
ニオイ: 嫌な刺激臭ではなく、発酵したような独特のニオイ
「いつも同じ」であることが、今のケアが愛犬に合っている証拠です!
食べ物がうんちになるまでの流れ
①胃
強力な胃液(塩酸)と消化酵素で、食べ物を殺菌し、ドロドロの状態(粥状)に分解。
⚠️ もし未消化のフードを嘔吐した場合は、胃内のトラブルが考えられます。
②小腸
膵液や胆汁と混ざり合い、さらに細かく分解される。そして、アミノ酸やビタミンなどの栄養素と、水分の約80%〜90%が吸収される。
⚠️ 小腸がうまく機能しないと、栄養が吸収できずに痩せてしまったり、水分の吸収が不十分で「水っぽい下痢」になります。
③大腸
発酵・吸水・貯蔵がメインの働き
100兆個とも言われる腸内細菌が、残った食物繊維を発酵。 小腸で残った水分をさらに吸収し、絶妙な硬さに整えます。適度な量がたまると、直腸へ送り出し、うんちが出ます。
⚠️大腸のトラブルは、「何度も踏ん張るのに少ししか出ない」「粘膜が混じる」といった特徴として現れます。




